先週のMedical Tribune 2004.1.29の記事に「スポーツ選手の体脂肪測定にキャリパー法が最適」というのがありました。要約すると、皮下脂肪を親指と人差し指でつまみ厚さを測る「キャリパー法」が精度が高い一方で、生体電気インピーダンス法(BIA)は精度が低いという内容。結論は「結局のところ、キャリパー法が簡便かつ安価で、しかも十分に正確な体脂肪測定法であると言えそうだ」となっています。元の論文はKlaus-Peter Herm博士。Deutsche Zeitschrift fur Sportmedizinでの発表です。日本製の家庭用体脂肪計はどうやらインピーダンスを計る形式がほとんどで、国民生活センターの家庭用体脂肪計の商品テスト結果の記事でもインピーダンス法は数字にばらつきが出ると書いています。
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