今は「twitterで副業を」みたいな文章をネットで見かけますが、これ、5年前10年前に見た「ブログで小遣いかせぎ」「アフィリエイトで副業」「ホームページ(ウェブサイト)で副業」「メルマガで副業」と図式はあんまり変わってない感じです。
で、肝心の「その方法にしたがって、収入が増えた人」てのは皆無に近いけど、「副業の方法を書いた本」だけが売れてる、というバランスも変わってません。「セカンドライフ」だけは仕組みが違っていて企業相手にセカンドライフ出店をさせた電通が利益をあげたかもしれませんが。そのへんの「ネット活動そのものではもうからない」事情は、僕が書くまでもなく、「ゴールドラッシュの「超」ビジネスモデル (単行本)」の中で、書いてあるようです(未読)。
本のamazonユーザーレビューから引用すると「ゴールドラッシュで、財産をなしたのは「黄金」を見つけた人間ではなかった、スコップやジーンズなど「黄金」を求めてやってくる人に必要なものを供給した人間だった。…」としっかり説明してあります。
ネットで活動して本業として収入になった人は僕が知っているのは価格.comサイトの創業者の槙野光昭さんくらいですかね。他にブログとアフィリエイトで収入を続けている人も、実際は「ブログ取材と編集更新の作業時間が一日10時間」なんていう人が月数十万円の収入だったりして、つまり会社で働くのと変わらない、という結果が多いみたいだから、ネットでかせげるというのも嘘ではないけど、才能と努力と幸運と労働時間は必要だという事でしょう。
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