虹彩認証と、生体認証全般の2005-2014年頃の記事を並べておきます。めだまカフェで記事を書き始めた2002年頃よりもかなり広い範囲で実用化が進んだようです。なお2002-2007年にかけて書いた記事「虹彩認証」もご参考に。
◎2007年12月記事「進化するバイオメトリクス」(日経BP)では虹彩認証の1987年基本特許が2007年前後で期限切れになったため虹彩認証の機器開発に参入する会社が増えた点を指摘。
◎2009年11月記事「「生体認証システムの導入・運用事例集」。(IPA 情報処理推進機構の編集)民間や自治体などさまざまな場所での導入事例。
◎2012年4月記事「米国における生体認証技術利活用の動向/ 和田恭」(PDF書類。IPA 情報処理推進機構)顔認証、虹彩認証、血管認証などなど広く解説、米国カナダ国境での運用の状況や最近のスマートフォンでの生体認証にも触れています。
◎2012年11月記事生体認証が世界に広がる(IT pro)。この記事ではインド、ブラジル(ブラデスコ銀行)、日本(大垣共立銀行)での例をあげています。
◎(1930年代からの歴史) 虹彩認証の歴史と眼科医
FBIの資料iris recognitionによると 眼科医 Frank Burch, Leonard Flom , Aran Safir, Daugmanが重要な人物のようです。
====引用開始
“In 1936, ophthalmologist Frank Burch proposed the concept of using iris patterns as a method to recognize an individual. In 1985, Drs. Leonard Flom and Aran Safir, ophthalmologists, proposed the concept that no two irides are alike, and were awarded a patent for the iris identification concept in 1987. ”
====引用終了
◎虹彩認証の特許の資料は Iris recognition system US 4641349 Aにあります。
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