アドヒアランス服薬固守

ここ数年の薬の話題で「コンプライアンスからアドヒアランスの概念へ」というのがあります。慢性疾患治療で患者のよりよい内服継続を実現するためにはどうこう、という内容です。コンプライアンス compliance = 『服薬遵守』 。アドヒアランス adherence =「服薬執着」。コンコーダンス concordance =「治療同盟の構築」(訳はざっとネットで拾ったまま)。なんというか、僕の印象としては「言葉遊びならもう勘弁、どっちでもええやんけ」という所です。患者の主体性、とか、積極的な治療参加、という個々の研究には意味があると感じますけどね。「コンプライアンス、アドヒアランス、コンコーダンス」この長たらしいカタカナに小さなイライラを覚えてしまう僕です。直訳でもおおざっぱでもいいから和訳して漢字四文字にしてくださいな。服薬遵守、服薬執着(服薬固守)、治療同盟、これで十分ですよ。
詳しく知りたいという人はweblio アドヒアランスや、「アドヒアランス」よりも「コンコーダンス」(アポネットR)とか、(丹羽教授の提案でアドヒアランス=「服薬治療への主体的参加」…)も参考にどうぞ。おまけで。アドヒアランスがらみの話題で、具体的に役立つ質問もちょっとみつかりました。プシコ・メモメモ「服薬確認」の(一部引用ここから…)「薬は役立っている感じがしますか?」「薬を飲み忘れたときにどうしてますか?」「薬を止めたらどうなると思いますか?」(引用ここまで)これはちょっと役立つひとこと、という印象です。
今日の弁当は、ちんげんさい、豚肉しょうが焼き、卵焼き。
090718bento

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