金融業界はグウタラ息子

サブプライムショックまでの10年間、金融業界は「政府は干渉するな、政府は金融の仕事を規制するな」と言い「市場原理にまかせろ、規制緩和こそ国の利益」と言い続けたようですが、いざ金融が傾くと、「政府よ俺たちを助けてくれ」と巨額の援助を求めて泣きついているようなニュースが米国でも英国でも続いています。なんだか「俺がかせいだ金だ俺の自由にさせろ、バイクもギャンブルも俺の自由だ」と言い続けて、いざ病気で入院したら「母ちゃん俺を助けてくれよ」と泣きつくグウタラギャンブル息子の姿を見る感じです。
「金融 業界 政府の干渉」あたりで検索してみて、参考になった記事は
「大きな政府」「小さな政府」の馬鹿馬鹿しい論争(個人ブログ)や、ウォール街の混迷の元凶は何か(2008年9月記事、日経ビジネス)、「米政府による金融機関救済」への怒りと抗議運動、ネットで広まるでした。1990年代米国で規制緩和法案を作ったフィル・グラム議員の罪は大きいという印象です。(巨額不正経理のエンロン社とフィル・グラム議員の関連とか、エンロン事件に学ぶコーポレートガバナンスの課題も興味がありますが今日はここまで。)

コメント

  1. じぞう より:

    金融もそうですが米国という存在がまさにグウタラ息子に思えてきます。
    光るものは持っているんだけど、あまりに自己中すぎ。

  2. なおひこ より:

    おお。米国がグウタラ息子とは気づきませんでした。
    自己中。なるほどそうです。

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