(前回の続きです)
◆周辺器具の趣味風味
中年オヤジの趣味の特徴として、カメラも釣りもゴルフも「道具の細部にこだわる」人が多いみたいです。管楽器も楽器本体を買ったあと「リードケースをじっくりと選び、高級な箱を買って…」というのを始めると、立派な中年オヤジ趣味に近づきますがやり過ぎると本末転倒になります。他には「プロのクラリネット奏者がスワブで楽器を拭く(管の中を掃除)アクションをきちんと真似る」というのも、ある種の「美学を追究する」趣味道かもしれません。僕は道具追求は今の所ほどほどに押さえています。
◆楽器部品交換:あとで知ったのですがクラリネットはマウスピースを変えるとかベル(一番下)を変えるという部品交換が可能です。で、それによって(素人でもわかるくらい)音がぐんと変わってきます。僕の場合は開始して1年くらいで「バンドレン B40」マウスピースというのに変えてみました(師匠の指導を受けつつ楽器店で試奏)。すると楽器全体の音色が5割改善したような印象で、だんぜんよく響くようになったのです。1万円の部品で大幅な音色改善。これはお得な買い物でした。(ヤマハの楽器なのにフランスのバンドレンの部品がそのまま使えるとはすばらしき互換性)
◆練習時間:社会人の楽器生活は練習時間が大きな問題です。幸いクラリネットはバスや電車で持ち運べる大きさ。熱意と「ずうずうしい」根性があれば職場で昼休みに練習、帰宅して自宅で夕食前に練習、という一日二回練習も不可能ではありません。ただし僕も気合いがはいらない時は週一回練習だけになります。いやほとんど毎週が週一回練習ともいえます。不思議と「出演する本番の日」が近づくと練習回数が増えたりしますが…。
(次回は曲レパートリーや指使いの話など書きます)
コメント
「大人のコダワリ」はトランペットの場合、マウスピースと
本体へのメッキです。
自動車でいう全塗装と同じで「世界で一台の輝き」を
目指す方もいらっしゃいます(笑)
なんと。メッキ。
楽器にメッキという事ができるんですか。
(今調べると…)
「トランペット本体のピンクゴールドメッキ依頼」
なんていう記事がありますがな。こりゃまた驚きです。
http://central-gakki.jp/blog/archives/2009/01/post_160.html
地元のYAMAHA系楽器店によると
トランペットの全塗装で七万ですって。
クルマと同じで一旦全部剥がしてから
改めて塗装するんですって。
しかしそれがどれほど音色に影響する
ものかは不明です(爆)
音色に影響なさそうな全塗装…
うーむ、美しさへのこだわりですか。
トランペッターなら
スポットライト浴びるかもしれませんからねえ