土曜日は小規模な勉強会に出たのでメモです。講師は東京大学眼科、相原一(あいはらまこと)先生で、演題は「オキュラーサーフェスを考慮した緑内障薬物治療と手術方法」。キサラタン、タプロス、トラバタンズ、ルミガン、レスキュラ(ラタノプロスト latanoprost 、タフルプロストtafluprost、トロボプラスト travoprost、ビマトプロスト bimatoprost、ウノプロストン unoproston)を中心とした薬物療法の比較や防腐剤ベンザルコニウムの長所短所(長所は薬剤の角膜透過性を高めるなど)、ジェネリック点眼薬の問題点などなど中身の濃い話でした。手術療法の細かい手技の比較も動画を交えて解説しておられました。(同じ東京大学の中でもいくつかの流派があってかならずしも一色に染まってないところが良いなと感じました。)なお、相原先生の発表以外には、白内障手術用瞳孔拡張リング、Malyugin Ringのビデオ発表もためになりました。自宅で調べるとあっさりYoutubeでMST Malyugin Ring using an injector手術動画が出てきました)以下はオマケ。今調べると相原先生は耳鼻科入局後に転科したとの紹介がネットにあり。他科からの転科という経歴でちょっと親近感を持ちました。
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