薬処方「一日量」か「一回量」か

内服薬の処方箋の書き方を調べていて面白い文章を見つけました。「クリティカルケアネットワーク」の中の、「話題0612 処方箋記載について」です。
 その中の意見を僕なりに要約すると「薬の処方を、1日量で記載し、それを3×とか分3で書く方法は危険との意見が出ている。日本では多数派が「一日量、分3」であり、少数派が「一回量、日に三回」であるが世界では一回量で書くのが多数派であるし、事故防止のためにも一回量で書くのが良いだろう」という意見のようです。
 医学部の学生時代に「1日量で記載したあとに、分3と書く」事を授業で習って不思議と感じていた僕には「一回量」の方法が向いている気がします。さてこれを日本全体で採用できるかどうか。医療ミス防止のためには「一回量」を推進したい気持ちです。(一日量方式から一回量方式への移行にトラブルが出る事も予想はできますが)

コメント

タイトルとURLをコピーしました