売れないタブレットPC

最近、久しぶりにタブレットPCを仕事で見たのですがタブレットPCがたくさん売れない理由がなんとなくわかります。ペンで画面を触ると期待したほど確実にタッチ(タップ)が伝わってくれないし、鉛筆やペンよりイライラします。画面解像度800*600pixel程度だとどうにもタッチする場所がせまくてつらい。かといってニンテンドーDSほど軽くないタブレットPC。ひざに置くには重すぎる。結局机に置いて両手を使って使わざるをえない本体サイズと重量。机に置いて両手で、ならばキーボードとマウスの方がずっと快適だな、という結論になってきてくるんだと思います。(デスクトップパソコンと同じ画面のままexcel, word, IEをペンで使うのは無理というのが大きいです)それじゃ日本製ケータイとかiPhoneは指タッチで成功するかというと、「最初から指タッチで使う前提で各種アプリケーションが開発されているからタブレットPCほどイライラしななくてOK」というのが僕の感覚です。(そういえば1999年頃に愛用していたペンタッチ画面のザウルスアイゲッティ。ペンタッチ専用の画面で,好きでした。)参考になるタブレットPCの資料は「タブレットPCの売上不振」(2003年)とか「Tablet PCにときめかないワケ」(2001年)あたりです。

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