ブログの意味2008年版

以前ブログが普及してきた2001年頃「これこそ新しいウェブの花形!」みたいな扱いの記事が多かったようですが、その頃「普通の日記サイトとブログの違いは?」という疑問の声が多く、回答も諸説いろいろでした。2002年頃は「(a)ブラウザから更新可能、(b)コメント欄、(c)トラックバック欄、(d)RSS、これがブログの特徴」だという説明があったような記憶がありますが、95年頃から一部で続いていた個人日記サイトでも(a)のブラウザ更新と(b)のコメント欄のふたつは(なにかのCGIを組み込んで)備えていた(先進的な)サイトが結構あったように思います。日本流の日記サイトは何年も続いてますという説と、いやアメリカ由来のブログこそ新しい日記だ、いやブログは日記でなく資料まとめの場所だ、討論の場所だ、とかいう論争も見かけました。そして時代は流れて2008年。ブログの特徴のはずだった(c)のトラックバック欄はすっかり「トラックバック広告を自動的にまきちらすプログラム」に荒らされています。でも2007年7月報道の「….06年第4四半期にブログでもっとも投稿されていた言語は、日本語だった」のように世界のブログ中で日本語が多数を占めるというのは大切な事で、「外出先からケータイでブログが書ける」のは今ブログの大事な要素になってきたと思います。(d)のRSS更新通知は、まだRSSリーダーに人気が無いことやRSS利用の地図サイトやまとめサイトがヒットしてない(本当はしてる?)のを考えると、今後に期待と思っています。
 それでは「ブログの特徴、2008年版」はなんなんだ、と問われると「(a)ブラウザから更新可能、(b)コメント欄、(c)なし、(d)RSS、(e)携帯から更新可能、これがブログの特徴2008」となってきたんじゃないかと今は感じています。GPS機能付き携帯が多いのならば「さらにユーザーの位置情報をBlogに連携して新たな展開」というのも増えていいはずで、GPS地図とブログで友だちの位置を…とかケータイの位置情報をBlogに連携とか位置情報付きの携帯写メールによる自サイト地図への自動マッピング という方向が今後はもっと発展してほしい、のが今後の希望です。(GPSでなくても文章中から場所の単語をひろうlivedoor ブログマップみたいな利用もあるにはありますが。)

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