特定健診への疑問

この4月から始まる(はずの)特定健診。別名メタボ健診。これに疑問を投げる声がいろいろきこえてきます。医師会関係者からも製薬会社関連からも。「本当に4月開始に間に合うのか、医療費削減効果はあるのか、メタボリックシンドロームを本当に減らす効果があるのか、情報漏洩対策は十分か、チェックポイントとなる腹囲など診断基準の根拠はなんなのか?」といった点が主な疑問です。(そもそも日本の総医療費の対GDP比は8%でして、アメリカの約半分。先進国で最低水準に安く、ドイツやフランスよりずっと安い。ほんとに安上がりです。医療費を減らす必要はまったくないわけですから。資料は「図録・高齢化とともに高まる医療費」)例えば「メタボ健診 来春スタート」(2007年10月15日 読売新聞記事)でも医療費削減への疑問の声あり。雑誌medical tribune 2008.3.20号のp96でも「特定健診について賛否」の記事で東京大学内科学第二講座山科主任教授は医療費減少は期待できないと指摘。(以下はオマケ。ファイザーからチャンピックスという禁煙補助薬が発売予定のようです。これまでニコレットとか貼り薬 ニコチネルTTSなどがありましたが、選択肢が増える様子です)(オマケその2.マツダのデミオがワールド・カー・オブ・ザ・イヤー受賞。メルセデスベンツCクラスに勝ったというのもすごい。おめでとうございます。)

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