病院の情報流出防止

少し前に資料を集めていた、病院関連、医療関連の情報流出(情報漏洩)の事故例を「患者情報流出事故と事故予防」にまとめました。英国米国日本といろんな施設で千人、万人の単位で情報が流出した事件がいろいろある事がわかりました。興味のある方は読んでみてください。それに関連してcompromiseという単語が情報漏洩に使われる事も知りました(情報漏洩、情報流出にあたる英語表現は flow of information, expose, leak, compromise, data security breach, security breachなど)。偶然、今日やってきたPayPal名でのメール”Attention PayPal Online Client”があります。本文は”You have received this email because we have strong reason to believe that your PayPal account had been recently compromised.”で始まっています。なるほどcompromiseだから僕の情報が漏洩したのか…とそこで納得して”Please login”の所をクリックするほどマヌケじゃありません。クリック部分のURLのドメインは”http://211.60.6.33/”です。サギの臭いがしてきます。これはきっとフィッシング詐欺です。他で探すとPayPalを名乗るフィッシング詐欺というのがありますからその仲間ですね。”Attention PayPal Online Client”のメールを受け取った人はご用心を。(OKWaveで僕と似たメール「PAYPALの本人確認で、72時間以内に….」を受け取った人がいるようです。やはりフィッシング詐欺でした)なお、スラッシュドット記事の「同じファイル名のダミーファイルを大量に放流すべし」という意見は参考になります。流出した名簿に似せた架空の名簿が10個20個と出回れば名簿を悪用したい人間も困るという事でしょう。(オマケ。朝日新聞記事、「日雇い派遣」の全面禁止 民主、労派法改正案提出へを見ました。派遣会社が手にする手数料(マージン)の上限設定の導入、という所に注目したいです。)

コメント

  1. yocomo より:

    (おまけ)日雇い派遣の全面禁止。恐ろしい話です。こんな法案(だけが)とおった日には街に失業者があふれることになりそう。。。
    派遣会社のマージンもさることながら、一日当たりの労働単価とか、福利厚生とか、外国人労働者(研修生?)とか問題が多いような気がします。

    就職の機会を逃した人は生涯浮かばれないのでしょうかねぇ(^_^;)

  2. なおひこ より:

    コメントありがとうございます。
    もし日雇い派遣の全面禁止が実現しても
    「すぐ、来月から施行」とはならないと想像していますけどね。
    日雇いは雇う企業が直接雇用する形になるのでしょうか。
    政治的かけひきでまだまだ民主党案も修正されるでしょう。
    まずは派遣会社のマージン問題が第一で、
    その後徐々に日雇い派遣を減らすのが現実的かなと思います。

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