中国新聞で(島根県)「7圏域に小児・産科を集約へ」という記事を見ました。島根県での小児科産婦人科の施設不足の対策です。言葉こそは「集約」ですけど実質は削減と縮小。小児科と産婦人科の医師不足は島根に限らず全国で深刻です。日本の医療費はGDP比率で、先進国の中でもずっと少ない方。米国のたった半分。ドイツフランスより2割3割少ないという低予算(参考資料、社会実情データ図録)(資料その2)。それでもここ10年15年と医療費を減らすと言い続けているのが日本政府ですから、医療費予算を削ったしわ寄せが小児科と産婦人科に集まったというところでしょうか。
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