ここ数年「診療所ウェブサイト」「病院ウェブサイト」について相談を受けることがありますが、「この方針ですすめるべし」という参考書はなかなか無いようです。いつも「今は何が求められているのか」「自分が使いたいサイトの作りは」「どの構成が便利か」などを試行錯誤して作っています。そこで今日偶然見つけた、良い資料が医療機関のためのホームページマーケティングです。ウェブ運営の費用、効果、制作方針などに、参考になる事を書いている(まだ項目は少なめという印象ですが)ブログです。ウェブ制作費用は計算しにくいし主観が入りやすいのですがこのブログ筆者の2006年6月記事「ホームページにいくらお金をかけるか」は、これまで見た中では説得力のある数字だと感じました。診療所ウェブサイト制作の関連では他に探すと、ホームページにはどれくらいかけるべきか?…ヤマプラとかアド・ITコンサルタント オフビート、(セットアップ社)これまでの作成事例、医療機関向けCMS(コンテンツ管理機構)では医院専用CMSメディタウンも参考になります。
コメント
「医療機関のためのホームページマーケティング」筆者の河村と申します。こちらでご紹介いただきまして、大変光栄です。
医療機関のウェブサイトは、一般企業のそれとは社会的に求められている役割が違います。私の個人的な意見を言わせていただければ、医療のそれなりの知識がないと、先生に納得していただけるサイトを作るのは難しいと考えます。私たち作成者は、大病院偏重をインターネットレベルで、かかりつけ医としての診療所の認知に変えていかなくてはなりません。そういった社会的任務を背負っていると考えています。
たかがサイト作成、されどサイト作成ですね。
かわしんさんコメントありがとうございます。
「かかりつけ医」の役割がまだ僕の頭の中でかたまっていないのですが
ご指摘の意味はだいたいわかります。診療所サイトに
「何がもとめられているのか」じっくりさぐりたいと思います。