「敬愛なるベートーヴェン」を見ました。ネタバレは少なめに若干の感想を。音楽はたいへん良かったです。第九も良し。しかし脚本には疑問あり。話の筋は楽しめませんでした。なので他の人にはあまりすすめません。必要以上に汚らしい変人としてベートーベンを描いているのがなんだか目ざわりに感じました。彼の水浴びシーンも排泄シーンも余分という感じです。難聴の音楽家の聴くための苦労を描いた部分は良いと思います。第九交響曲の演奏シーンはもっと長くして欲しいくらい良い演出。第七交響曲はほんの数秒しか出てこないのが残念。タイトルの「敬愛なる」という変な日本語のおかしさを指摘している記事は翻訳ブログ、教えてgooの質問項目、ブログ「坂の多い町」などいろいろあるようです。原題”Copying Beethoven”は邦題にするなら「ベートーベンの写譜師」で充分でしょう。copying に写譜以外の二重の意味が(女性写譜師がベートーベンになろうとしたとか)あるにしても単に「写譜師」としたほうがすっきりするんじゃないかなと想像します。今年は「バルトの楽園」も見たしベートーベン交響曲全集CD(大当たり)も買ったし(11/19記事シュターツカペレ5枚組)第九交響曲は20回は聴いたように思います。
コメント
こんにちは。
なおひこさんも”敬愛なるベートーベン”ご覧になったのですね。halも第九のシーンはずーっと見ていたいほどの場面でしたが、普段のド変人すぎるベートーベンの描写は「これでいいんだろうか?」と疑問になりました。
それにhalも邦題のつけ方が映画内容とギャップがあったような気がしていましたよ。
別のタイトルのウィーンフィルニューイヤーコンサート。
halはピエールマルコリーニとヴーヴクリコを食べながら上機嫌で見ました。
最近生オーケストラのコンサートに行ってないのですが、広響に行ってみようかな。
コメントありがとうございます。
ニューイヤーコンサートを
チョコとシャンパンですか。いいですなあ。
うらやましい。